ユーフォリアの猫たち

水峰愛のスピンオフ

土地の波動について。

 

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(この写真は、実家の父が趣味で撮った。台風の日に母の制止も聞かず一人で海辺へ出かけ、眼鏡を吹っ飛ばしながら命からがら撮影した狂気の一枚です。私は父の写真のファンである)

 

 

もうコロナネタ一切関係なくきょうはスピリチュアル・サイキックのお気楽な話。

私そんなにバチバチの霊感体質ではないからライトな話だ。強いて分別するなら、見えたり聞こえたりっていうより感じるタイプ。直感で感じることと、体で感じることがある。そのふたつは感じ方がちがう。外れることもあるし当たることもある。

 

昔から、モノや土地の念を強く感じるタイプだった。

シンクロという言葉を知る前からシンクロはかなり頻繁にあったので、これはなんという現象なのだろう?と、子供心に思っていたんだけど、大人になるにつれ一旦落ち着いて、そして最近また復活してきた。

 

じつは、土地や場所の波動に関しては、zoom飲み会で小一時間語れるくらい言いたいことがあるぜ。マイナーネタなのであんまり話す相手がいないのです。

 

たとえば神社とかって他の場所と波動が違うのは当たり前なのでそこまでテンションが上がらなくて(神社は好きだけど)繁華街なんかの意外な場所で怪オーラ(?)をキャッチすることに喜びを覚えるタイプだ。変態かな。

 

いま、新宿における性産業の土地の歴史についての本を読んでいるんだけど、やっぱり!というか、私の通ってるダンス教室の立地は、かつての遊郭の入り口あたりにあるのだった。どうりで匂うと思ったぜ。あの土地は。(何なんだよ)

新宿遊郭の存在については、なんとなく街全体が「無かったこと」にしようとしているものらしい。で、執念で古地図を集めて明らかにした人がいる。

似た匂いは、新宿二丁目でより濃くなる。夜はゲイカルチャーで賑やかになる場所だけど、ここはかつて新宿遊郭の一角だった。堆積した、表現できない陰りがある。それが二丁目ではグラデーションになってる。

三丁目になるとちょっと開放的というかロマンティックで芳しい文化のかおり。駅周辺はお気楽な欲望が立ち込めており、歌舞伎町はよりエッジィで殺伐としたエネルギーに満ちている(いちばん緊張するのは歌舞伎町だ。でも広いから場所ごとに違う)。西新宿は透明かな。美味いラーメン屋がある(もはや波動関係ない件)

もっと区画ごとで細かくあるけど、ざっくり言ってもこんなにいろいろ波動がちがう。汚くても新宿は好きなんだな。あの街は私に似ている。

 

赤坂、銀座、神楽坂あたりは、上等な土地だけど、なんとなく全体的に仄暗さを感じる。それでも嫌いな暗さじゃない。

反対に苦手なのは六本木。六本木を歩くと、なぜか「嘘」という言葉が必ず浮かぶ。調和が取れていなくて、なんていうか愛がない。かと言ってストレートなエネルギーも見えない。重いのに軽薄。それで苦手だ。

 

ゾワゾワと気持ち悪いのは池袋。とくに北口のトンネルみたいな出口を出たところがだめだ。あの場所にはいても立ってもいられない。こそから風俗街に向かうエリアはゾワゾワが止まらない。重くて暗い霧がじわじわと体を包んで押しつぶされそうになる。サンシャイン近辺もやばい。ていうか、サンシャインは怖い。サンシャインは怖いぞ!(2回言った)

 

謎に波動が高いと思ってるのが、渋谷駅の京王線に向かう連絡通路である。

岡本太郎の壁画があるあの通路。あそこ神でもいるんかな?渋谷なのに綺麗なエネルギーの川が流れてる。太郎の絵の波動が強いのかな?これは個人的に東京七不思議のひとつなんですけどね。

「東京 パワースポット」で調べても出てこないけど、個人的にはその辺の神社以上のパワースポットだと思ってる。太郎のパワーか、やはり。そもそも、波動の高い場所にあの絵を設置したのか、絵を設置したから波動が高くなったのか。最初から波動が高いんだとしたら、それはどうしてか。それとも、エネルギーを浄化するために設置したのか。土地の歴史って面白いよね。もちろん、他の人は何も感じてないのかもしれないけど。。

 

ちなみに、アートでも真っ直ぐに力強くて気持ちいい波動と、おそらく作り手の執念というか欲が強くて、もしくは自己分裂をした人の作品なのか、波動が重くてギザギザで鑑賞して疲れるアートと両方ある。

美術館の展示によっては、ものすごくエネルギーチャージされるときと、ぐったり疲れるときと、両方ある。

 

土地の嫌な波動を感じるとき、肌感覚といつも表現していたんだけど、正確にはちょっと違うんだよなと思っていて、歌舞伎町のダークゾーンを歩いたとき検証したら、鼻の奥だなと思った。「鼻が利く」とか、嗅覚の話じゃなくて、勘の良さを例えて言ったりするでしょ。むかしの人はよく言ったもんだなと思いました。

 

おわり。