ユーフォリアの猫たち

水峰愛のスピンオフ

それぞれの中に美しさを見ること

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何かを美しいと思う、その心自体が美しいのだと思う。

私が考えるスーパーポジティブな状態って、世の中のあらゆるものの中に、美しさを見いだせる心の基盤があること。

美しいものは汚せないけれど、何かにたいして美しいと感じている人の心も、決して汚すことはできない。それは純粋さという意味で、不可侵な領域にある。

 

ここでいう美とは、限定的な意味でなくて、「素敵だな!」も「おもしろいなぁ」も、美しさのひとつとして。何かに純粋に感銘を受けている時というのは、もっとも人が自分と繋がっていて、愛とつながっていて、宇宙とつながっているような気がする。

 

集合的な愛の意識につながるには、だからまず「個」としての自由な気持ちでいることが前提。

言い換えれば、ネガティブな思いも差別せずに自分のものとして抱きしめてあげることができなければ、本当の自由とは言えないし、愛にも辿りつかない。