ユーフォリアの猫たち

水峰愛のスピンオフ

女嫌いな遊び人について〜叩き上げヤリ○ン考〜

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※今日は男女の泥臭い話なので下品なワードが頻発します。

 

 

まあ世の中にはひどい男ってのがいますわね。(漫談かな?)

 

いろんなタイプの「ひどい男」がいますけど、今回は暴力とかギャンブル狂いとか借金大王とか酒癖が非人道的とか、そういう昭和の芸人的な「ひどい男」ではなくて、

優しい態度で女子に近づいて、女子の好意を搾り取るだけ搾り取ってボロボロにしていくタイプの、いわゆる「ヤリ○ン型」、「タイプ渡部」とも言えるか。

そういう型のひどい男について。

 

これは私が憎しみに燃えて奴らを毛穴の奥まで観察して導いた結論なんですけど(一体何があったんだよ)、、

 

あの人らって、まず自分を好きになるような女性が嫌いなのね。

「好きになってくれる相手」「精神的に支配できる相手」というのが、自分の自信のなさを誤魔化して正当化するために必要だから手元に置いておきたいんだけど、

彼女たちの内面は嫌い。

ひとつの理由は、ヤリ○ンに惹かれる女子と、ヤリ○ン自身というのが合わせ鏡のようによく似ているからです。

 

……すいませんねなんか伏せ字だらけで!

これに類似したワードを探したんだけど、「スケコマシ」とか死語を超えて化石語。。

近いのが「チャラ男」かもしれないけど、必ずしもチャラくないんですよ、ヤリ○ンは。

ふつうにインテリでもオタクでも爽やかグルメ芸人でもいます。

話を戻します。笑

 

両者はとてもよく似た傷を持っている。

彼女の中に、自分の大嫌いな部分を見るから憎しみを持つのだと思う。

 

その傷というのはたとえば、幼少期や思春期に女性から馬鹿にされたり、欲しかった愛を貰えなかった経験があったりして、女性全般を漠然と憎んでいるとかね。

或いは、自分を虐待したお父さんがすごい遊び人で、男子として傷ついた尊厳を取り戻すためと、父親倒しの一環でヤリ○ン道を歩んでるって人もいた。

まあいずれにせよ、彼らは自己否定が強いので、「こんな俺を好きになるような女」ということで、相手を軽蔑しているんですわ。

同時に、彼らにとっての女性関係というのは、復讐のためという側面もあるように思う。

 

自分に好意を寄せてくれる女性を罠にかけて「好き」を搾り取るために、最初は歯が浮くほど甘いことも平気で言うんだけど、関係が深くなるに従って彼らはモラハラ的な言動が目立つようになります。

たまにメールしてきたり、会ったりするのは、ずっと好きでいてもらうための(それによって相手をさらに追い込むための)最低限の投資。なので、「体だけが目当て」というのはちょっと違うのね。

性欲もあるんだろうけど、セックスすら投資に含まれることもある。

相手が離れようとすると追いかけてきたりするのも、同じ理由です。

 

ようは、「好き」の安定供給が見込めるようになると、エンジンを切ってベースにある「憎しみ」で相手に接するようになるのね。

つまり、モラハラだったり雑な態度だったり、堂々と浮気をしたり、自分本位なセックスをしたり、女子の尊厳を踏みにじるようなことを平気でする。

 

なんでかっていうと、傷付けたいからですね。

相手の心を引っ掻き回して傷つけて、自分のためにボロボロになればいいと思っているのよー。ひどいね。

自分のために、であり、自分に代わって、でもあるかな。

つまりそれだけ、女性を傷つけることでしか埋まらない欠乏感が彼らの中にあるということ。

それでキレた女子から反撃を食らって罵倒されたり傘で殴られたりして罪悪感を持たされるから、ますます女嫌いになる。

という悪循環の中にいる。

そしてこの一連の流れを起こす心の動きを、彼らの多くは自覚していないようにも思える。

 

とはいえ、「ひどい男」というのも性質でなくて状況だと私は思うのでね。彼らもある意味では被害者なのだ。

 

しかし、そんな男を救ってあげようとボロボロになりながら女子が頑張ることはまちがいなく徒労に終わる。

なぜなら、「救ってあげたい」も執着であって、相手を支配したいという憎しみの裏返しだから。男にもそれが伝わるから。

ていうか本当に救ってあげたいのは自分自身なのかもしれないですよね。

自分を救ってあげよう。

 

というわけで、そんな男の元からは一刻もはやく立ち去るのがいちばんなんだけど、

それが出来たら苦労しねぇよって話ですよね。

 

万が一、どうにかこうにか逃げおおせても、また似たような男に引っかかるしね。

だから自分を、そういう男たちと「似てない女」にするしかない。

それができないうちは、おんなじ沼にハマり続けるからめっちゃわかりやすいのです。

 

ちなみに、ヤリ○ン君と「似た女」というのは、必ずしも「軽い女」「ひどい女」という話じゃなくてね。

共鳴しているのはもっと深い部分の心の欠乏感。

そこにはやはり、「愛を搾り取りたい」という、漠然とした男への憎しみがあることも多いように思う。

たとえば、タイプ渡部にボロ雑巾のように扱われながら、片方では自分を好きになってくれる誠実で地味なタイプの男性を馬鹿にしてたりするわけです。

一時期流行ったサークルクラッシャーとかさ、真面目な男子たちの心を弄びながら、自分自身もどっかのチャラ男にコマされて病んでたりするじゃない。

まあみんながみんな、そんな攻撃的な表現をするわけではないかもしれないけど。

とにかくヤリ○ンというのは、自分と同じ欠乏感を持った、自分の毒牙に引っかかりそうな女子を嗅ぎ分けるのが抜群に上手いのです。

 

 

長くなってしまったので、

次はそういう「愛の不時着」ならぬ、「愛の焼け野が原」からどうやって脱出するかについて考えます。

燃えるぜ!(は?)

 

 

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